画像生成AIとは
最近話題の「画像生成AI(人工知能)」についてお話しします。
AIとは、人間のように考えたり学習したりするコンピュータプログラムのことを指します。
そして、画像生成AIは、その名の通り、コンピュータが自動で画像を作成するための特殊なAIの一種です。
これは、まるでデジタルの画家のようなもので、私たちの言葉やアイデアを美しい画像に変換してくれます。
画像生成AIは、人間が描いたような絵や写真のようなリアルな画像を作成することができます。
例えば、「夕日が沈むビーチの風景」や「宇宙で飛ぶ超ヒーロー」など、あなたの想像を言葉で伝えるだけで、AIはそれをビジュアルな画像に変えてくれます。
この技術は、アートやデザインの分野で革新をもたらし、プロのアーティストだけでなく、誰でも簡単に自分のアイデアをビジュアル化することができるようになりました。
また、映画やゲームの産業でも利用されており、よりリアルで魅力的なビジュアルコンテンツを作成するのに役立っています。
今後の章では、画像生成AIの仕組みや使い方、そしてこの素晴らしい技術の利点と制限について詳しく掘り下げていきます。画像生成AIの驚くべき世界を一緒に探っていきましょう!
画像生成AIの仕組みについて
画像生成AIの背後には、「ディープラーニング」と呼ばれる技術があります。ディープラーニングはコンピュータに大量のデータを与えて学習させ、それに基づいて新しいタスクを実行させる方法です。画像生成AIの場合、大量の画像データが学習の材料となります。
では、具体的にどうやって画像生成AIは画像を作成するのでしょうか。それは主に以下のステップで行われます。
学習フェーズ:
まず、AIは大量の画像データを使って学習します。この学習過程で、AIは画像の特徴やパターンを理解し、どのように画像が構成されているのかを学びます。
生成フェーズ:
学習が終わったら、AIはユーザーからの指示に基づいて新しい画像を生成します。例えば、「猫が木の下で寝ている」という指示に対して、AIはそれに合った画像を作成します。
最適化フェーズ:
AIは生成した画像が指示に合致しているかどうかを確認し、必要に応じて画像を修正します。このフェーズでAIは画像をよりリアルまたは指示に忠実にするための調整を行います。
これらのステップを通じて、画像生成AIは驚くべき速さと精度で画像を生成することができます。特に、「GAN(Generative Adversarial Network)」と呼ばれる技術を使った画像生成AIは、非常に高品質でリアルな画像を生成することができます。
また、画像生成AIは「プロンプト」と呼ばれる短いテキスト指示を受け取り、それに基づいて画像を作成します。プロンプトは「夕日の風景」や「宇宙で飛ぶロケット」のような簡単なフレーズで、AIに何を描かせるかを伝える役割を果たします。
このように、画像生成AIはディープラーニングという強力な技術を利用し、わずかな指示から美しい画像を創造出来る驚くべきツールとなっています。そして、この技術は今後さらに進化し、より多くの人々にとってアクセスしやすく、使いやすいものとなるでしょう。
画像生成AIの使い方
画像生成AIは、その驚くべき能力により、多くの分野で利用されています。ここでは、画像生成AIのいくつかの主な利用例について説明します。
- デジタルアートの作成: アーティストやデザイナーは、画像生成AIを利用して新しいアートワークを作成したり、既存のプロジェクトに創造的なタッチを加えたりします。例えば、AIに「魔法の森の風景」や「未来の都市のスカイライン」などのテーマを与えることで、独自のアートワークを生成することができます。
- ゲームや映画のビジュアルコンテンツ: ゲームデベロッパーや映画制作者は、画像生成AIを利用して、背景画やキャラクター、アイテムなどのビジュアルコンテンツを作成します。これにより、より速く、効率的に高品質のビジュアル素材を生成することが可能となります。
- 広告やマーケティング: マーケティング担当者は、画像生成AIを利用してキャンペーン用のビジュアルコンテンツを作成します。例えば、新製品の広告ビジュアルやSNS投稿用の画像などを短時間で制作することができます。
- 教育用資料: 教育者や学生は、画像生成AIを利用して視覚的な教育資料を作成します。これにより、学習内容を理解しやすく、興味を持って学習することが促されます。
- 独自の写真やイラストの修正: 画像生成AIは、写真やイラストの一部を修正したり、背景を変更したりするのにも利用できます。これにより、プロフェッショナルなレベルでの画像編集が簡単に行えるようになります。
- ソーシャルメディア: SNSユーザーは、画像生成AIを利用して、投稿する画像やプロフィール写真を作成・編集します。これにより、個人のオンラインプレゼンスを向上させることができます。
画像生成AIは、これらの利用例を通じて、我々のクリエイティブなエンデバーを支援し、日常生活の多くの側面を向上させる強力なツールとなっています。そして、この技術は今後さらに進化し、新しい利用可能な応用分野が開かれるでしょう。画像生成AIの可能性は無限大で、これからの進歩が非常に楽しみです。
利点と制限
画像生成AIは非常に多くの利点を持っていますが、同時にいくつかの制限も存在します。ここでは、その両方について詳しく見ていきましょう。
利点
創造性の支援:
画像生成AIは、アーティストやデザイナーが新しいアイデアを形にするのに役立ちます。また、AIの提案に基づいてインスピレーションを得ることも可能です。
効率と速度:
画像生成AIは高速に作動し、短時間で高品質の画像を生成することができます。これにより、プロジェクトの進行を大幅にスピードアップすることが可能です。
アクセス可能性:
画像生成AIの多くはオンラインで利用でき、特別な技術知識やハードウェアは必要ありません。これにより、多くの人々がこの革新的な技術を利用することができます。
コスト削減:
画像生成AIは、プロのアーティストやデザイナーを雇うコストを削減することができます。特に、小規模ビジネスや個人プロジェクトにとっては大きな利点となります。
制限
オリジナリティの欠如:
画像生成AIは学習したデータに基づいて画像を生成するため、完全にオリジナルのアイデアを生み出すことは難しい場合があります。
制御の難しさ:
画像生成AIの出力は予測が難しいことがあり、特定の詳細や要素を制御するのは困難な場合があります。
倫理的問題:
画像生成AIによって作成された画像は、偽の情報を広めるために悪用される可能性があります。また、著作権やプライバシーの問題も生じる可能性があります。
技術的制限:
画像生成AIの技術はまだ発展途上であり、すべての要求に完全に応えることはできません。特に、超高解像度の画像を生成することや、非常に詳細な指示に従うことは困難な場合があります。
これらの利点と制限を理解することで、画像生成AIの可能性と同時に、現在の技術の限界を理解することができます。そして、これらの情報は、画像生成AIを効果的に利用し、また将来の技術の進歩に期待する助けとなるでしょう。
安全性と倫理的な考慮
画像生成AIの進歩は驚異的ですが、それに伴って安全性や倫理的な問題も生じています。以下に、いくつか重要なポイントを挙げてみます。
安全性
- 不正利用のリスク: 画像生成AIは、不正な目的で利用される可能性があります。例えば、偽の画像やビデオを作成して、人々を欺くことが可能です。このような不正利用は、個人の評判を損なったり、社会的な混乱を引き起こしたりする可能性があります。
- プライバシーの侵害: 画像生成AIを利用して個人の写真を修正または変更することで、プライバシーの侵害が生じる可能性があります。特に、個人の許可なくそのような操作を行うことは、法律や倫理に反する可能性があります。
- セキュリティ対策: 画像生成AIの利用者は、使用するAIサービスが適切なセキュリティ対策を講じていることを確認することが重要です。これにより、データの漏洩や不正利用のリスクを減らすことができます。
倫理的な考慮
- 著作権: 画像生成AIによって作成された画像の著作権は、しばしば複雑な問題となります。AIが生成した内容に対する著作権の所有権は明確でなく、法律の適用も国や地域によって異なる可能性があります。
- 透明性: 画像生成AIの利用は透明であるべきです。利用者は、AIによって生成された画像であることを明示することで、誤解や混乱を避けることができます。
- 責任: 画像生成AIの利用に伴う責任は、利用者にあります。不正利用や倫理に反する利用は避け、正しい方法でこの技術を利用することが求められます。
これらの安全性と倫理的な考慮は、画像生成AIを利用する際に非常に重要です。個人や社会全体にとって安全で倫理的な利用を確保するために、これらのポイントを理解し、適切な対策を講じることが必要です。画像生成AIの力を正しく利用することで、クリエイティブなエンデバーを支援し、技術の持続可能な進歩を促進することができます。
画像生成AIサービス紹介
多種多様な画像生成AIツールが出ています。
どれを選べばよいか分からない!という方も多いと思いますので、ここでは画像生成AIサービスのご紹介をさせて頂きます。
ほとんどのものが無料で利用可能ですので、ぜひ色々と体験してみてください♪
Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)
本格的に画像生成AIをするなら一番の選択肢となります。
クラウド上とローカル環境の2種類。
正直クラウドの場合は他の画像生成AIサービスの方が使いやすいと感じます。
特筆すべきはローカル環境で構築した場合です!
PCの性能が必要ですが、無制限に高クオリティなイラストや画像の
生成が可能になります。
➤ローカル環境での利用について
システム要件:
OS: Windows 10以上
メモリ: 16GB以上
グラフィックスメモリ (VRAM): 12GB以上 ➤多いほど良い
必要なソフトウェア: Python, git, Stable Diffusion
メリット:
無料で無制限に利用可能
多くの機能が利用可能
高いカスタマイズ性
最新の機能を試すことが可能
デメリット:
高スペックのPCが必要 (特にNVIDIAのグラフィックスカードが推奨される)
インストールと起動に手間がかかる.
設定方法はYouTubeなどを参考にすることをお勧めします。
AI is in wonderlandさんの動画が分かりやすいので参考に置いておきます↓
Adobe Firefly(アドビファイアフライ)
Adobe Fireflyは、Adobe社によって提供されています。
これは主にデザイナーやアーティストにとって利用しやすいツールです。
Photoshopやillustratorを使っている方には特におすすめです!
Adobeが権利を持った画像のみで学習している為、著作権などの課題をクリアできています。
機能:
テキストから画像の生成: ユーザーはテキストプロンプトを提供することで、リアルな画像や抽象的なアート、ファンタジーイラストを生成することができます。
テキスト効果:
SNS投稿、チラシ、ポスターなどに視覚的興味を加えるための目立たせるテキスト効果を簡単かつ迅速に作成することができます。
画像の編集:
生成された画像の一部を削除、追加または置換することができます。
再配色: 日常語を使用してテーマとカラーバリエーションをベクター画像に適用し、無制限の組み合わせをテストおよび実験することができます
利用プランと価格:
無料プラン: 月に25の生成クレジットを利用できます。
プレミアムプラン: 月に100の生成クレジットとAdobe Fontsの利用が可能で、Fireflyによって生成された画像に透かしが入らなくなります。
CANVA AI(キャンバ エーアイ)
CANVA AIは、デザイン作成ツールで有名なCANVAの中に搭載された機能です。
画像生成の機能も付属していますが、現状は他の画像生成AIほどのクオリティにするのが難しいと感じています。
ただ、デザインを作りながら、その中でサッと作れるのはメリットです。
Text to Image機能:
ユーザーは内容テキストを入力し、画像スタイルを選択することで、自分の頭の中のイメージを具体的な画像に変換することができます。
この機能は「Text to Image」というアプリで使用することができ、会員登録が必要ですが、無料で利用できます。
Magic Media:
2022年にCanvaは自社のAI画像生成アプリ「Magic Media」を導入しました。このアプリはユーザーがテキストを入力することで、そのテキストを基にした画像やビデオを生成することができます。
多様なスタイルとサイズの選択:
CanvaのAI画像生成アプリを利用すると、ユーザーは自分の好みに合わせて、画像のスタイルやサイズを選択することができます。
これらの機能を利用することで、ユーザーは自分のアイデアを視覚的に表現し、さまざまなデザインプロジェクトに活用することができます。
また、Canvaはユーザーフレンドリーなインターフェースを提供しているため、技術的な知識がないユーザーでも簡単に画像生成を行うことができます。
SeaArt(シーアート)
SeaArtは、最新のAI技術を利用して画像を生成するツールで、使いやすさと機能の豊富さが特徴となっています。
SeaArtはアカウントを作成するだけで、誰でも簡単に画像を生成できる
サービスを提供しています。
アクセスと利用の容易さ:
SeaArtはアカウントを作成するだけで、誰でも簡単に画像を生成できるサービスを提供しています。
多様な画像生成:
ユーザーはアイデアをテキストで入力するだけで、リアルな映像からアニメイラストまで、様々な高品質の画像を即座に作成できます。
初心者にも使いやすい:
2023年4月にサービスが開始され、初心者にも使いやすいと非常に好評。
日本語入力のサポート:
日本語でプロンプトを入力でき、1日60回まで無料でイラストを生成することが可能。
(仕様が変わる可能性があります)。
これらの特徴により、SeaArtは画像生成の分野で新たな可能性を提示し、多くのユーザーにとってアクセスしやすく、使いやすいツールとなっています。さまざまなアートワークを簡単に作成できることから、特に初心者や非技術者にとって魅力的なオプションと言えます。
Leonardo.ai(レオナルドエーアイ)
Leonardo.aiは、人工知能を利用した画像生成プラットフォームです。
こちらもSeaArtと同様に、基本的には無料で利用が可能です。
非常に高いクオリティのイラストを作成することが可能で、多くの機能も搭載しています。
画像生成:
Leonardo.aiはユーザーの言葉を美しい画像に変換する能力を持っています。
このプラットフォームは、1日に最大150回(画像の質で大きく変わる)まで無料で画像を生成することが可能で、使いやすさと高品質な画像生成が特徴です。
AI Canvas:
この機能は、既存の画像の足りない部分を補完したり、不要な部分を消去することができます。
具体的には、画像の一部を自然に拡張したり、不要な部分を消しゴムのように消去することができます。
Draw MaskとErase機能:
AI CanvasにはDraw MaskとEraseの2つの機能があります。
Draw Mask機能は、画像の一部分をマスクするために使用され、ある部分を非表示にすることで、別の画像や背景と合成することができます。
一方、Erase機能は、特定の部分を直接消去するために使用され、背景や他のオブジェクトに被せることはできません。
PhotoReal Mode, Prompt Magic, Alchemy Pipeline:
これらの機能は、画像生成のプロセスをさらに強化し、ユーザーのクリエイティブな入力を魅力的なビジュアル出力に変換します。
モバイルアプリ:
Leonardo.aiは、スマートフォンアプリを通じて、いつでもどこでも利用することができます。
独自モデルのトレーニング:
ユーザーはLeonardo.aiのプラットフォーム上で独自のモデルを簡単にトレーニングすることができます。
ゲームアセットの生成:
Leonardo.aiは、ゲームの世界、アイテム、環境、ヘルメット、建物、コンセプトアートなどを作成するためのプラットフォームとしても機能し、数分で画像生成することが可能で。
Leonardo.aiの多くの特徴と機能は、ユーザーが独自のビジュアルコンテンツを作成および編集するプロセスを簡単かつ効果的にすることを目的としています。
Tensor.Art(テンサーズアート)
こちらも同じくオンラインで画像生成モデルを共有、実行できるプラットフォームです。
無料で画像を生成することが可能
様々な機能を搭載しているが、始まったばかりでまだまだ発展途上というイメージ。
Tensor.Artは、Stable Diffusion技術を採用。
この技術特有の多くのモデルや機能を利用することができます。
特に、自身のローカルシステムにStable Diffusion環境を構築できない方には最適なサービスで、現在は無料で運用することが可能です。
このサービスを利用することで、ユーザーは手軽にStable Diffusionの体験をし、その魅力を感じることができます。
さらに、商用利用も許可されています。(ただモデルの利用規約は別途要確認)
また、Tensor.Artは1日に最大100枚のAIアートを無料で生成することができ、この機能は毎日リセットされます。未使用のポイントは翌日に持ち越すことはできません。
midjourney(ミッドジャーニー)
画像生成AIの火付け役。
ミッドジャーニーは、テキストから画像を生成するAIプログラムであり、このプログラムを開発した研究所の名前でもあります。(アニメ系のイラストに特化したnijiジャニーもあり)
代表はデビッド・ホルツ氏で、このプログラムはチャットアプリDiscord上で利用可能です。
ユーザーはDiscord上でMidjourney Botと対話することで画像を生成することができます。
ミッドジャーニーは2022年7月13日にオープンベータ版がリリースされ、幻想的な絵や背景画などの画像を生成することができます。
ベータ版の当時は無料でも使えていたが、今は有料版のみ。
DALL-E 3(ダリスリー)
DALL-E3はOpenAIによって開発された、テキストから画像を生成するシステムです。
DALL-E2の頃から有名で、今回のバージョンアップでかなり高機能になったと話題です。
改善された理解と画像生成能力:
テキストプロンプト内の微妙な詳細をより良く理解し、提供されたテキストの説明に基づいて非常に正確な画像を作成できます。
ChatGPTとの統合:
DALL-E 3はChatGPT(OpenAIが開発した言語モデル)上に構築されており、この統合により、より対話的で洗練された画像生成プロセスが可能になります。ユーザーは、プ ロンプトを洗練するためにChatGPTをブレーンストーミングのパートナーとしても利用できます。
DALL-E 2との性能向上:
同じプロンプトでも、DALL-E 3はDALL-E 2よりも大幅に改善された性能を示しています。
リリース日:
DALL-E 3は2023年9月21日にOpenAIによって公に公開されました。
Bing Image Creator(ビング イメージ クリエイター)
名前通りBingを作っているマイクロソフトが提供する画像生成AIです。
そして、この中で使われているシステムがDALL·E 3です。
無料で25回生成できます。(1度の生成で最大4枚)
Microsoftアカウントさえあれば使えますので、是非試してみてください。
こちらはedgeのブラウザ利用を推奨します。
プロンプトの基礎
プロンプトの定義と重要性
プロンプトは、AIにどのようにイラストを生成させるかを指示するテキストです。
イラストのテーマや雰囲気、詳細を指定することで、生成される画像に反映されます。
このプロンプトをどれだけ上手く使えるかで画像のクオリティが大きく変わります。
プロンプトの例
例: “女性、クラシカル、長いブラウンヘア、美しい目、高品質、白い肌、立っている、黄色い花畑、細かい線の描画、細かい詳細、柔らかい光
プロンプトの種類
プロンプトには大きく分けると種類あります。
それがポジティブプロンプトとネガティブプロンプトです。
ポジティブプロンプト:
望む結果を導くためのポジティブな指示
ネガティブプロンプト:
望まない結果を避けるための指示
プロンプトのルール
➤使用言語は英語、入力は半角英数字で行う。(日本語が使えるツールもある)
➤単語、文章の区切りはカンマと半角スペース。
➤語句の数に上限がある。
➤先に記述したプロンプトの方が優先度が高くなる傾向にある。
➤強調したい語句に括弧をつけて重要度を指示できる。(Long hair:1.3)など
Stable Diffusionでは、上から順にプロンプトを認識するため、先に入力されている言葉が優先的に扱われます。
優先度の高いプロンプトから入力するようにしましょう。
プロンプトに入れたい要素
プロンプトは入れたい要素を羅列するだけでも大丈夫です。
しかし、要点を押さえて入力する事で望みのイラストが再現されやすい傾向にあります。
ただ、情報量が多くなりすぎるほど、うまく再現されない場合も多いのでトライ&エラーが大切です。
主題: [キャラクターやシーンの主題]
状態: [キャラクターのポーズや表情、アクション]
環境: [背景や場所の情報]
構図: [カメラの角度やフレームの位置]
カラー: [主要な色や雰囲気]
スタイル: [描画のスタイルやテクスチャー]
クオリティ:[画質など]
具体的なポジティブプロンプト案
具体的なネガティブプロンプト案
ちなみに
画像生成は細かい動作や物を持つのがとっても苦手です。
例えばラーメンを食べさせようとすると…
こんなことになります💦
まだ、手の破綻が無いだけマシでしたが…
ただ、DALL-E3を試したところ…
むちゃくちゃ綺麗に再現されました!!
これはずっと画像生成に関わっている人からすると衝撃的なイラストです✨
プロンプトをもっと詳しく知りたいなら以下のサイトがおすすめ↓
「カメラを構えて」
https://camerawokamaete.com/ai-illustration-prompt/
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