- 家事や育児の合間に、在宅で副業がしたい
- 自分の作品を販売するハンドメイドに魅力を感じる
- でも、なにからはじめればいいか分からない
ハンドメイド販売について、このような疑問や不安はありませんか?
この記事では未経験からハンドメイドで稼ぐ手順を4ステップで紹介します。
学習コストや必要経費も安価で、手を出しやすいのがハンドメイド販売の特徴です。
正しい手順で取り組めば月5万円の収入も十分目指せます。
さあ一緒に初めの一歩を踏みだしてみましょう!
稼げるようになるまで継続が必要ですが、マイペースに作業できるところは大きな魅力です!
ハンドメイドで購入が必要なものについて、この記事の後半にリストにまとめています。
必要なものリスト(素材・梱包資材)
実際に製作に入られた後も、この記事をご活用くださいね!
ハンドメイドってどんな副業?
ハンドメイドとは手作りした作品を販売する副業です。
月5万円を稼ぐまでに半年ほど継続が必要ですが、家事や育児の合間に自宅で作業できるなど魅力もたくさんあります。
そんなハンドメイド副業の特徴と、メリット・デメリットをみていきましょう!
ハンドメイドでは何を作る?
ハンドメイドで販売できるものは、ほんとうにさまざまです。
大まかに分類すると、以下のようなアイテムがあります。
- アクセサリー
- バッグや衣類
- 小物 など
ひとえにアクセサリーといっても、ワイヤーアクセサリー・ビーズアクセサリー・革ひもアクセサリーなど、種類はたくさんあります。
小物にいたっては、手作り石鹸・ミニチュアガーデン・スマホケースまで、なんでも商品になるといっても過言ではないですね。
特徴(他の副業と比較したメリットデメリット)は?
ハンドメイドの特徴(メリットやデメリット)を紹介します。
- 趣味や好きなことを仕事にできる
- 家事や育児の合間に、マイペースに作業できる
- 作品を購入したお客さんからの反応を直接かんじられる
また販売する商品の決定・仕入れ・製作・販売まで、一貫しておこなうので達成感を味わうこともできますよ。
一方で、稼げるようになるまで時間がかかる点はデメリットとなります。
なぜなら作品にファンがつくまで、コツコツ信頼と実績を積み上げていく必要があるからです。
根気強さが必要ですが、黙々と作業をするのが好きな人にとってはおすすめです。
ハンドメイドに向いている人の特徴
ハンドメイドに向いている人の主な特徴は以下のとおりです✨
カッコ内にどの個性が影響するかも書いています。
大前提として、自分の個性をスキルでカバーする事は可能です。
ただ、個性が向いているほど自然に強みを活かせます。
✅作品を作ることが楽しいと思える人(要因次第)
✅仕事と割り切ることができる人(寄添度(共感性)が低い)
✅お客様目線でも作品を考えれる人(自中度(尊重性)が高い)
✅継続して作品を作り続ける人(環馴度(融和性)が低い)
✅作りたい作品がある人(発想度(創造性)が高い)
✅好奇心旺盛(感深度(感受性)が高い)
✅特定の事にのめりこめる(感深度(感受性)・環馴度(融和性)が低い)
要因次第と書いている所は、何が理由で楽しいと感じるかによって、どんな個性が影響しているかが変わるという意味です。
例えば、無心になって同じ作業をするのが好きという場合は、発想度(創造性)と環馴度(融和性)が低い可能性があります。
色々な情報を集めて、新しいものを作っていくのが楽しいという方は、発想度(創造性)と感深度(感受性)が高い可能性があります。
どの部分が要因になるにしても、その強みを活かす方向で事業設計を考えていくのが理想的です。
個性診断から考えるハンドメイド
➤環馴度(融和性)が低い → 同じことをコツコツ続けることができる。
➤寄添度(共感性)が低い → 合理的に物事を考えることができるので、商売という観点では向いている。
➤発想度(創造性)・感深度(感受性)が高い → 好奇心が旺盛で新たなアイディアを見つけやすい。
➤自中度(尊重性)・寄添度(共感性)が高い → 相手の考えや気持ちに敏感で顧客目線に立ちやすい。
➤感深度(感受性)・環馴度(融和性)が低い → 特定の分野をひたすら深める事ができる。職人に向いている。
個性的に向いている側面はありますが、全てが完璧にハンドメイドに向いているという人はいません。
例えば、自中度(尊重性)や寄添度(共感性)が高い人は顧客目線で商品を考える事が出来ますが、顧客目線であるがゆえに価格設定がとても苦手な傾向があります。(ハンドメイドの方を見ているとこの傾向の人が多いと感じます)
その結果ハンドメイドなのに市販品と比べてしまい、自分の人件費もカバーできないような価格で提供してしまったりします。
足りない部分はスキルでもカバーできますが、ある程度規模を大きくするなら、外注出来るところが外注して行きましょう。
方向性としては以下のどちらかのパターンが比較的おススメです。
①作るに特化する
ハンドメイドの王道的な考え方で自分の作品をとにかく作る!
一番シンプルなパターンで、自然と多くの方がこの方法になるかと思います。
稼働時間が長くなりがちですが、メルカリやミンネなどのプラットフォームを活用すれば、自分一人だけでも完結させる事が可能です。
写真撮影や商品登録などを外注して制作に全力投球という方法もあります。
戦略に不安がある場合は、メンターのような人や、コンサルティングに頼る選択肢も検討に入れましょう。
課題としてはテンプレート化して効率を上げたり、属人化させて価値を上げて行かないと、収入の頭打ちをしやすいい傾向にあります。
②企画に特化する
最初は自分で作りながら、ある程度テンプレート化出来て来たら、自分で作業しなくても大丈夫な部分などをマニュアル化し、外注していく。
仕組み化が出来れば事業として大きくする事も可能です。
課題としては、安定的に売れる商品作る、外注先の管理、販売ルートの確保など、作家としての活動よりも事業家としての役割が強くなります。
ハンドメイド作家さんによっては「それはハンドメイドでは無い!」と批判してくる方もいるかもしれません。
とはいえハンドメイドを仕事とするなら、時には仕事としての割り切りも必要です。
ハンドメイドは比較的取り掛かりやすい副業です。
だからこそ、何となくで始めたり、自分のこだわりが強すぎたりする事があります。
目的と手段が混同しないように、自分らしくあれる道を選んでください。
「自分の個性が分からない」
「どのように進めば良いか分からない」
という方は、一度ご相談ください。
ハンドメイドで稼ぐ4ステップ
次にハンドメイドで実際に報酬を得るまでの道のりをみていきましょう。
ここでは簡潔に4ステップにまとめました。
販売する作品を決定します
作品の作り方を学習します
素材を用意し、作品を製作します
製作した作品を出品し、販売します
各ステップを解説します。
ステップ1:ハンドメイドするものを決めよう
まずはハンドメイドで販売するものを決めましょう。
もし何をつくるか迷ったときは、以下を参考にしてもらえればと思います。
- 好きなもの、興味があるものにする
- SNSや出品サイトを参考に調べて人気のものを選ぶ
- 初心者が作りやすいもの(アクセサリーなど)にする
自分の好きや得意と、世の中のニーズがマッチするものがないか、じっくり考えてみるのがおすすめです。
たとえば手作りマスクやマスクに着けるチャームは、いまや大人気ハンドメイドアイテムとして知られています。
小物作りや縫物が得意な人にとっては大きなチャンスがあるということです。
このようにアイデア次第で、好きとニーズを掛け合わせた商品にでき、稼ぐための第一歩にもなります。
あなたの好きが仕事になると継続もしやすいです!
ステップ2:作り方を学ぼう
販売する商品が決まったら、作り方を調べてみましょう。
ハンドメイド商品の作り方は、無料〜数千円で学べます。
学習コストがかからないのもハンドメイドのよさといえますね。
- WebサイトやYouTubeで検索する
- 書籍を1〜2冊買ってみる
- ワークショップに参加する
学習方法のなかでもっともおすすめなのはYouTubeです。
「〇〇 ハンドメイド」で検索してみると、本当になんでも出てきます。
YouTube(動画)は製作過程がわかりやすくて良いですね!
学習の中で必要な素材についてメモしておきましょう。
次のステップで使用します。
ステップ3:製作しよう
作り方がわかったら、実際に作品を製作していきます。
まずはステップ2で学んだ、製作に最低限必要な素材を購入します。(ステップ2でメモしていれば活用しましょう)
たとえばイヤリングを作るなら、ピンやクリスタル・樹脂パールといった素材が必要になります。
ハンドメイド作品の素材は以下のようなサイトで購入できます。
- アクセサリーパーツ:貴和製作所、PARTS CLUB
- 手芸用品:ユザワヤ、Tokai、手芸センタードリーム
※実店舗なら近くの手芸用品店に行ってみましょう。
素材がそろえば製作します。
このとき意識しておきたいのが、はじめから100点満点の作品をつくれるとは限らないことです。
マイペースに作業できるのはハンドメイド販売のよさですが、こだわり始めるとキリがありません。
副業で稼ぐことが目的なので、ある程度の完成度でまずは世に出してみることが大切です。
お客さんの反応をみて作品を改良していけばOKですよ!
ステップ4:出品しよう
作品が完成したら以下のようなサイトで出品してみましょう。
フリマサイト | ハンドメイドサイト | ネットショップ | |
---|---|---|---|
サービス名 | メルカリ、ラクマ | Creema、minne | BASE、STORES |
特徴 | 手数料が安価 | ハンドメイドに特化 | 自分だけのショップ |
デメリット | 商品数が膨大で埋もれる | 手数料が少々高い | 集客に力を入れる必要あり |
販売手数料 | 6%〜10% | 10%前後 | 3.6%〜6.6% |
初心者のかたには、ハンドメイド販売に特化したCreema(クリーマ)とminne(ミンネ)をおすすめします。
なぜならハンドメイド作品が好きな人や欲しい人がお客さんの大半なので、売れ行きや反応を知るのに最適な場だからです。
出品価格を決めるときは相場を参考にしますが、原価を差し引いて利益が残るようにすることも大切です。
また商品の写真と説明文を以下のように工夫すると、魅力が伝わり売れやすくなります。
- 写真→ サイズや作品の特徴など、購入者が気になりそうな部分を載せる
- 説明文→材質やサイズなどのスペックの他に利用シーンや使ってほしい人の特徴をかく
もし難しく感じられたら、まずは「自分がお客さんだったら知りたいこと」を載せるように心がけましょう!
それだけでも魅力は伝わりやすくなります。
無事に商品が売れたら、梱包しお客さんに発送します。
発送が遅れて信用を失わないよう、あらかじめ以下のような梱包資材を用意しておきましょう!
- 緩衝材やボックス
- ラッピング用のリボン
- メッセージカード など
速やかな発送やお客さんが喜ぶ工夫、ひと手間があると、ブランド化やファン化につながります。
必要なものリスト(素材・梱包資材)
最後にここまでで紹介したハンドメイドに必要なものを、もう少し具体的にリストにしてまとめました。
必要資材を準備する参考になれば幸いです。
- 作品製作に必要な素材
- 梱包材・緩衝材・ガムテープ
- OPP袋(商品をいれる透明な袋)
- アクセサリー台紙(ピアスやネックレスなど固定する台紙)
- ラッピング用のリボン
- ショップカードやメッセージカード
どれも安価で用意できるものばかりです。
売上が伸びてきたら、オリジナルのショップカードやアクセサリー台紙を作成してブランド化するのも良いですね!
まとめ:まずはリサーチからはじめよう
本日紹介した、ハンドメイド販売で報酬を得るまでの4ステップは以下のとおりです。
販売する作品を決定します
作品の作り方を学習します
素材を用意し、作品を製作します
製作した作品を出品し、販売します
家事や育児の合間に、自宅でマイペースに作業できるハンドメイド販売。
学習コストや必要経費も安価で、挑戦しやすいのが特徴です。
あなたの趣味や好きなことを活かせ、お客さんの反応をダイレクトに感じらるという達成感もあります。
ハンドメイドをやってみたい人は、どんな商品が販売できるのかリサーチからはじめてはいかがでしょうか?
自分がハンドメイド販売に向いてるか知りたい、どんな強みを活かせば良いか分からない、という人は個性診断もやってますので、ぜひお試しいただければと思います。
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